“Live with nature. / 自然と共に生きる。”を掲げ、軽井沢・伊豆・ニセコなど全国を拠点に展開するSANU 2nd Home。SANU 2nd Home for Businessは、その拠点を従業員の福利厚生として利用できる法人向けサービスです。 都市で働く社員にとって、自然のなかで過ごす時間は、どんな変化をもたらすのか。「SANU 2nd Homeのある会社」は、導入している企業に、そのリアルな声を伺うシリーズです。 第3回は、「RIGOLETTO」や「RESTAURANT DAZZLE」をはじめ、個性豊かなレストランブランドを展開する株式会社HUGE(ヒュージ)。同社では、SANU 2nd Home for Businessの導入後、社員の口コミを通じて利用が広がり、利用枠の追加を重ねてきました。 都心の店舗で忙しく働く社員が、自然のなかで心身を休める。仲間と料理を囲んだり、家族と休日を楽しんだり。そんな時間を社員に届けたいと考えた背景には、どのような思いがあったのでしょうか。取締役副社長兼CSOの前原靖史さんに、導入のきっかけと、利用が広がるなかで感じている変化を伺いました。
社員が忙しい日常から離れ、心から「オフ」になれる場所
山梨県・河口湖。東京から車を走らせるうちに、街の喧騒が少しずつ遠ざかっていきます。木立の間に現れるのは、ミニマルな木造キャビン。「SANU 2nd Home 河口湖1st」です。
この日、前原さんは息子さんと一緒にこの場所を訪れていました。
ときには家族と、ときには仲間と。SANU 2nd Homeでは、料理をしたり、本を読んだり、自然のなかを散歩したり。特別な予定を詰め込むことなく、思い思いの時間を楽しんでいるそうです。
「東京にいると、どうしても『オン』のモードになってしまい、常に走っている感覚になるんです。でも、ここに来ると都市と物理的な距離が生まれる。余計な音がない自然のなかで過ごす時間は、自分自身にとっても欠かせないリフレッシュの時間です」

HUGEが展開するレストランの多くは、都心の活気ある街に位置しています。扉を開ければ人が行き交い、会話が弾み、料理やグラスの音が響く。そんな街の社交場を支えているのが、日々お客様と向き合う社員たちです。
「私たちの店舗は、どこも本当に忙しい」と前原さん。だからこそ、仕事から離れて心身を休める時間は大切だと話します。
同社では、給与水準の向上や連休制度「HUGE Holidays」の導入など、社員が安心して働き続けられる環境づくりに取り組んできました。その一方で、休日をどのように過ごすかということにも目を向けています。
「忙しい飲食業界において、休みを増やすことはもちろん大切ですが、その休みをどう過ごすのかも同じくらい大事です。家族と一緒に料理をしたり、仲間と食卓を囲んだり。食やサービスを仕事にしている私たちだからこそ、休日の楽しみ方を大切にしたいんですよね」
休みを取れる環境だけでなく、豊かな時間を過ごせる場所も用意したい。SANU 2nd Home for Businessの導入には、そんな前原さんの思いがありました。


社員の口コミから広がった、想定以上の利用
同社がSANU 2nd Home for Businessを本格導入したのは、2023年4月のこと。きっかけは、知人から紹介されたSANUの拠点を、前原さん自身が訪れたことでした。
「都心から数時間で、まったく異なる空気感の場所に来られるのはいいですね。キャビンは木の香りがして、大きな窓の向こうには緑がある。ここなら、社員も心からリフレッシュできると思いました」
導入当初に用意したのは、90泊分の利用枠。ところが、社員の口コミを通じて予想以上に利用が広がり、2年目には大幅に増枠。その後も、状況に応じて年間の利用枠を追加してきました。
「会社として、積極的に利用するよう勧めているわけではないんです。それでも社員が自分たちで予約して、どんどん利用してくれている。枠がなくなるたびに追加しているので、思っていた以上にこういう場所が求められていたんだなと感じます」


利用が広がった背景には、休日の予定に合わせて気軽に予約できる仕組みもありました。
SANU 2nd Home for Businessなら、社員自身がスマートフォンから空き状況を確認し、そのまま予約できます。土日に勤務することが多い飲食業の社員にとって、平日の休みを利用しやすい点も魅力だったといいます。
ただ、「手続きのしやすさだけが、社員を惹きつけているわけではない」と前原さん。
都心から数時間で日常を離れ、自然のなかでゆっくり過ごせること。料理を楽しんだり、何もせずのんびり過ごしたり。そんな思い思いの休日を過ごせる環境にも、SANU 2nd Homeの価値を感じているそうです。
「福利厚生って、用意しても使われなければ意味がないと思うんです。お客様が何を求めているのかを考えるのと同じように、社員が何を求めているのかを知ることも大切ですよね」
会社が利用を呼びかけなくても、社員が自ら足を運び、周囲へ勧めていく。その広がり方に、前原さんも手応えを感じています。

仲間とも、家族とも。HUGEらしい休日の過ごし方
時間の過ごし方は、社員によってさまざまだといいます。
食を仕事にする同社の社員たちにとって、料理は休日の楽しみのひとつ。仲間と訪れる際には、近くで食材を買い込み、みんなでキッチンに立つこともあるそうです。
多様なレストランブランドを手がける同社では、社員たちのルーツも約50カ国にわたります。ときには、スリランカ出身の社員が腕を振るう辛すぎるカレーに、思わず笑い声が上がることも。社員たちからのエピソードを、前原さんはうれしそうに教えてくれました。


もちろん、休日の過ごし方は仲間との交流だけではありません。前原さんが福利厚生として最も価値を感じているのが、社員だけでなく、家族とも一緒に利用できることです。
家族との旅行は、行き先を探したり、日程を調整したりと、準備だけでもひと苦労。だからこそ、休日の選択肢として自然のなかで過ごせる場所を用意し、社員だけでなく家族にも充実した時間を楽しんでもらいたい。SANU 2nd Home for Businessの導入には、そんな会社の思いが込められています。
実際に利用した社員からは、「日常のスイッチを切り替えて、大切な人とじっくりコミュニケーションを取る貴重な時間になった」といった声も。
「子どもがいる社員は、自宅では上下階に気を遣い、外出先でも周囲を気にすることが多いそうです。一棟独立したSANU 2nd Homeのキャビンでは、子どもをのびのびと遊ばせながら、大人もリラックスして過ごせるという話を聞きました。なかには、家族から『いい会社だね』と言ってもらえた社員もいます」

家族にも、会社の思いが伝わる休日を
SANU 2nd Home for Businessを通じて、社員やその家族の休日を支えることは、同社にとってどんな意味を持つのでしょうか。前原さんは、レストランでお客様に届けたい価値とも深く関わっていると話します。
「私たちが目指しているのは、おいしい料理を提供するだけでなく、接客やお店の雰囲気も含めて、お客様に『また来たい』と思っていただけるレストランです。でも、その時間をつくる社員自身が、心に余裕を持てていなければ難しいと思うんです」
お客様に心地よい時間を届けるためには、社員自身が心身を満たす時間が必要。こうした考え方も、同社がSANU 2nd Home for Businessを福利厚生として取り入れた理由のひとつです。
さらに、この体験を家族と一緒に楽しめることには、リフレッシュにとどまらない意味があるといいます。
「仲間と集まって、料理をしたり、わいわい過ごしたりするのは楽しいですよね。それに、家族を連れて利用できるのもいい。社員本人だけでなく、家族にも『いい会社だね』と思ってもらえたらうれしいですし、働く会社への愛着にもつながっていくんじゃないかなと思います」
職場で育まれる仲間とのつながりを、社員の家族へも広げていく。「BIG FAMILY」という言葉に込められた思いを、仕事を離れた時間にも感じられるために。SANU 2nd Home for Businessのあり方にも、同社の考え方が息づいています。

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